研究科紹介

研究科長挨拶

教育研究科長 清水美憲教育研究科は、教育の普遍的課題と現代の教育課題に対応しうる、高度な専門性を有し、優れた教育実践力とともに、教職への情熱と使命感を持ち、スクールリーダーシップを備えた高度専門職業人としての教員を養成することを人材養成の目的としています。この目的のために、教育研究科には、スクールリーダーシップ開発専攻と教科教育専攻の2専攻を置いています。

教育研究科の修了生はすでに3千余名に及び、教育界を中心としてその活躍は、各方面から極めて高い評価を得てきております。本研究科の起源は遠く、明治5年の昌平黌跡に設立された、わが国最初の師範学校に遡ることができます。以来、東京師範学校、東京高等師範学校、東京文理科大学、東京教育大学とその変遷を重ねて来ましたが、一貫してわが国の教育界に幾多の優れた人材を輩出し続け、日本の教育に多大な貢献をして参りました。また、外国人教員研修留学生プログラムを実施し、すでに32期の留学生を迎え、教育研究科の貢献は世界各地にも及んでいます。

教育研究科の特徴として、第一に、この輝かしい伝統と実績をあげることができます。第二に、教育・学習・研究資源の豊かさをあげることができます。本研究科の教育と研究の両面において、全学の広い学問領域にわたる多数の教員から手厚い協力を得て、きめ細かいカリキュラムを構成し、充実した研究指導体制をとっております。さらに本研究科は、全国の多数の大学から入学者を受け入れるとともに、都道府県の教育委員会から派遣された現職の教員、あるいは多様な経歴を持つ社会人を多数受け入れております。このような多様な経歴・経験を持つ院生同士の日々の交流が持つ教育力の大きさとその効果を、教育研究科の第三の特徴としてあげることができます。

現在、筑波大学では全学的にグローバル化に対応した人材育成に取り組んでおります。本研究科では平成29年4月より国際バカロレア(IB)校の教員資格に対応する学位プログラム「教育学(国際教育)修士プログラム」(仮名称)を設置する予定です。このプログラムでは、教員だけでなく、広く海外で活躍できる人材の育成をめざしています。今後も、教育研究科で学んでよかった、と思われるような研究科づくりに努力していきたいと考えています。

教育研究科長
清水 美憲