研究科紹介

研究科長挨拶

教育研究科長 清水美憲教育研究科は、教育の普遍的課題と現代社会におけるさまざまな教育課題に対処しうる高度な専門性を有し、グローバルな視野と優れた教育実践力とともに、教職への情熱と使命感を持ち、リーダーシップを備えた高度専門職業人を育成することを人材養成の目的としています。この目的のために、教育研究科には、スクールリーダーシップ開発専攻と教科教育専攻の2専攻、及び今年度からスタートした国際バカロレア(IB)校の教員資格に対応する学位プログラム・教育学(国際教育)修士プログラムを設置しています。

教育研究科は、設置からちょうど40周年を迎えました。この間の修了生はすでに3, 500名以上に上り、その活躍については、教育界を中心とする各方面から極めて高い評価を得ています。本研究科の起源は、明治5年の昌平黌跡に設立された、わが国最初の師範学校に遡ることができます。以来、東京師範学校、東京高等師範学校、東京文理科大学、東京教育大学とその変遷を重ねて来ましたが、一貫してわが国の教育界に幾多の優れた人材を輩出し続け、日本の教育に多大な貢献をしてきました。一方、外国人教員研修留学生プログラムを継続的に実施し、第37期生を迎えた現在まで、世界36カ国から330名を越える留学生を迎えており、教育研究科の貢献は世界各地にも及んでいます。

教育研究科の特徴として、第一に、この輝かしい伝統と実績をあげることができます。第二に、教育・学習・研究資源の豊かさをあげることができます。本研究科の教育と研究の両面において、全学の広い学問領域にわたる多数の教員から手厚い協力を得て、きめ細かいカリキュラムを構成し、充実した研究指導体制をとっています。さらに本研究科は、全国の多数の大学から入学者を受け入れるとともに、都道府県の教育委員会から派遣された現職の教員、あるいは多様な経歴を持つ社会人を多数受け入れております。このような多様な経歴・経験を持つ院生同士の日々の交流が持つ教育力の大きさとその効果を、教育研究科の第三の特徴としてあげることができます。

今後も、教育研究科で学んでよかった、と思われるような研究科づくりに務めていきたいと考えています。学校現場やグローバル化する社会の様々な場で人を育てることに対する高い志をもち、高度専門職業人を目指す皆さんをお待ちしています。

教育研究科長
清水 美憲