国語教育コース

国語教育コース

人間性豊かな教育者をめざして

Japanese Language Education

国語科教員として、総合的な教育見識と高度な専門的能力とを備え、主として中等教育において指導的役割を果たすことができる研究的実践者の養成を目的としています。国語科という教科の性格上、単に日本語学・日本文学・漢文学・国語科教育学などの分野にとどまらず、広く言語教育を通して、生徒の人間形成の面においても優れた能力を持つ教員を育てます。国語科教員の「守備範囲」というものは実に広範です。教科書の教材だけに限ってみても,あらゆる内容のものが網羅されています。また、教科書教材以外での言語活動・コミュニケーション等を通して、随時、生徒に思考力・創造力・表現力等を養っていかなければなりません。それらにこたえられるような、豊かな人間性と実力とを具備した人材を育てていきます。

カリキュラム

中等教育全般にわたっての広い視野を修得できるように、カリキュラムは共通科目とコース別科目とから成り立っています。共通科目には、学校心理学・公教育の歴史・生涯学習論・地域教育支援論等の多彩な科目が開設されており、教員としての共通の基本的な資質が養われるようになっています。また、コース別科目としては国語科教育学・国語科教育史をはじめ、読書教育論・言語表現論・日本語学・日本文学・中国文学・古典教育論等々の科目を開設し、国語教育全体をカバーするように工夫されています。

学生指導

1年次の夏休みあけまでに、各自の目ざしている研究課題についての概要を、一万字前後にまとめ、担任教員に提出します。それについて、コースの教員が相談の上、指導教員の割り振りを行い、以後、指導教員と連絡を密にとりつつ、指導を受けていくこととなります。研究の進捗の節目として、2年次の5月に修士論文構想発表会、10月に修士論文中間発表会があり、論文作成の進み具合を発表するとともに、全教員からの指導を受けるようになっており、きめ細かい配慮がなされています。

修了生の進路

修了生の大部分は、全国の公・私立の小・中・高等学校に、国語科の教員として就職しています。その他、国立、私立の大学、短大、国立高等専門学校、附属学校等の教員になっている例も多くなっています(但し、小学校免許取得課程はないので注意してください)。また、文部科学省の教科書調査官として教育行政の面で活躍している者もいれば、自分の研究をさらに積み上げるべく博士課程に進学する例もあります。いずれも日本の国語を支える様々な分野の研究・教育面において、それぞれ枢要な位置で活躍しています。

修了生の声

篭島千裕(平成28年度修了) 県立真岡北陵高等学校勤務

教職での経験から研究したいテーマを持つようになり、教育研究科へ進むことを決めました。研究する方法については特に知らないことばかりで、大変勉強になりました。学会や研究会に多く参加できたことも、筑波大学の院生だったからこそできた学びでした。また、先生方のそれぞれに先進的な研究を拝見し、自身の視点も大きく変わりました。授業や先生方との相談を通して、私自身の研究も、曖昧だったものがより具体的なものに固まっていきました。ともに学ぶ仲間も、大学からの進学、教職からの進学、現職派遣などさまざまな立場・年齢・専門の人間が集まり、目を開かされる毎日でした。自身の専門からは離れた内容についても詳しく知ることができたのは、ジェネラリストであることを求められる教師として大変に役立つと思います。

お問合せ先

tsukuba_kokugo[at]yahoo.co.jp
※[at]を@に置き換えてください

修士論文一覧・担当教員

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