スクールリーダーシップ開発専攻

スクールリーダーシップ開発専攻

スクールリーダーと学習・生活支援コーディネータの養成

School Leadership and Professional Development

スクールリーダーシップ開発専攻には、教育に対する多種多様な社会的要請に応えるべく、スクールリーダーコースと学習・生活支援コーディネータコースの二つのコースがあります。スクールリーダーコースでは、学校が直面する様々な問題を冷静に分析し、行政的・制度的条件を踏まえつつ問題解決に向けて学校の組織・経営をリードすることのできる能力の育成を目指しています。また、学習・生活支援コーディネータコースでは、学校の課題に対応したカリキュラム開発や生徒指導・援助の改善方策を考え、その実践をリードすることのできる能力の育成を目標としています。

カリキュラムと学生生活

カリキュラムは、教育学および心理学の二つの学問領域を中心として、各コースに対応する専門科目および共通科目から編成されています。現職教員等で教職経験がある場合は、修士論文に代えて実践研究報告書を執筆できます。大学卒業後ただちに大学院に進学する等、教職経験がない場合には、修士論文が課されます。
中学校および高等学校の教諭一種免許状を有する場合、所定の単位を修得すれば、教科等の別なく専修免許状を取得できます。さらに、所定の単位を修得すれば、学校心理士(一般社団法人学校心理士認定運営機構)の申請資格も取得できます。平成28年4月に小学校教諭専修免許状取得にかかわる課程が設置されました。
本専攻では、各学年にクラス担任をおき、きめ細かな修学・生活上の指導を行うことも特色です。研究指導では、専攻単位での発表会や審査会の実施に加え、個別指導や研究会が開催されています。在籍者は、教育委員会から派遣された現職の教員、学部段階で教育学や心理学以外の専門だった者、社会人特別選抜を経て入学した者、留学生等と、実に様々なキャリアを有しています。いずれの学生に対しても、懇切丁寧な指導・対応を行っています。

研究テーマ紹介

平成28年度修了生による研究の一例です(副題略)。

  • 人口減少社会を見据えた県立高校の「魅力づくり」に関する研究
  • 中学生の友人関係に対する動機づけに関する研究
  • 学校運営協議会の継続性に関する検討
  • ドイツの中等教育改革とデュアルシステムに関する研究
  • 学校・教員に求められるいじめ対応についての考察
  • インターナショナルスクールにおける教員社会の特質

修了生の進路

修了生の進路のうち最も多いのが中・高等学校教員であり、本専攻では各教科にわたっています。現職派遣教員の場合は職場へ復帰され、スクールリーダーとして研究結果を活かしています。また、各種官公庁(教育事務所、少年鑑別所、一般職等)や児童相談所カウンセラーに就職する場合もあります。さらに、本学をはじめとする国内外の博士課程への進学や、大学等研究機関に就職する修了生もいます。

修了生の声

大野 柾人(平成28年度修了)エン・ジャパン株式会社

本専攻の魅力は、有機的(教員・院生)かつ能動態(授業・研究)な学びの場、ということです。学校経営や教育心理など多岐の分野に渡る教員との日々の授業、ゼミ、そして論文の執筆を通し、”教育”という領域でどう貢献できるのかを考え、大学院生活を送っていました。私は“レジリエンス(心が折れない力)”について研究しました。現在は一人でも多くの人が様々な舞台で活躍出来る社会を目指して奔走しています。2年間できっと人として成長できると思います、多くの方が溢れる好奇心と探究心を持ち本専攻で学ぶことを期待します。
(研究テーマ「大学生のレジリエンスとネガティブライフイベント経験の関連」)

小粥 俊輔(平成28年度修了)静岡県立浜松南高等学校

教職経験14年を経た立場として、学ぶ機会を得た2年間は掛け替えのない貴重な時間でした。教育とは何?学校とは何?その存在意義は?現代の高校の役割とは?生徒不在の状態で自問自答を繰り返す時間や、若さ溢れる学生達との議論の醍醐味は「ここ」でしか味わえないものでした。研究とは程遠い環境にいた私が実践研究報告書を書き上げられたのは、ご指導してくださった先生方や調査校の協力、熱心に研究に取り組む仲間の存在があったからこそです。研究によって自分自身を追い込む経験は今後の教職人生の糧になると確信しています。
(研究テーマ「人口減少社会を見据えた県立高校の『魅力づくり』に関する研究」)

スクールリーダーシップ開発専攻ブログ

スクールリーダーシップ開発専攻ブログ http://blog.goo.ne.jp/tsukuba-sl
スクールリーダーシップ開発専攻学生による公認ブログです。学外サイトにリンクしています。

修士論文一覧・担当教員

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